THE WHITEBAND PROJECT

ホワイトバンドは「貧困をなくす政策をみんなで選択する」意思表示の証です。
これまでの募金活動とはちょっと違います。

チャリティ(寄付金や援助物資を現地に送る)ももちろん大事ですが、まず3秒にひとり貧困から子どもがなくなるという貧困の現実を知らせること(啓発活動)、そして貧困をなくす政策を採用することが人類史上最悪ともいえる「死ぬほどの貧困」をなくすには不可欠です。これはここ十数年で、新たにわかったことです。

啓発活動に続いて貧困をなくす政策の採用を呼びかける「政策提言活動」は、特定の政党を支持するいわゆる「政治活動」とは異なります。

20年前ボブ・ゲルドフら世界のトップミュージシャンたちが集まりアフリカを救おうと大規模なチャリティを行いました。その寄付額は280億円。ものすごい成果にいったんは満足した彼らでしたが、のちに、その金額はアフリカ大陸が先進国に返している債務の、たった1週間の金利分にしかならないことを知りました。今年7月に世界中で再びアーティストが集結してライブ8が行われたときのメッセージは「お金ではなく、あなたの声をください」で、啓発活動と、それに続く貧困をなくす政策の重要性が大規模に呼びかけられました。

たしかに寄付は分かりやすい。でも残念ながら寄付だけではこのとてつもない貧困はなくなりそうにもありません。私たちNGOの仲間は、何年も最貧国の現場で活動し、現地の人たちにこう言われました。「お金を送ってくださるのは有り難いのですが、それであなたたちの国の政策が変わるなら、そっちの方がずっと助かります。」

2000年に実際に貧困をなくす政策がとられ、債務が帳消しされた国では、いっぺんに何百万人もの子どもが学校に通うことができるようになりました。私たちの国やその他の国で、啓発活動が功を奏して、貧困をなくす政策が採用されると、それは現地に大きな成果をもたらします。「直接現地へ寄付」や「援助物資」以外に貧困から子どもや大人たちを救う新しい方法がやっと動き出しました。

ひとりでも多くの人に貧困の現実を知ってもらう本当の啓発活動は、まだまだこれからです。みんなが納得するアドボカシー(政策提言)を作って説明したり、ロビイスト(政治家や外交官、財務官僚を啓発できる説明力を持った人)を育てたりすることも啓発活動の一環として必要です。

最貧国の債務を帳消しにする。
援助の質を高めて量もふやす。
貿易を公正にする。

どうやったらこの貧困の現実を多くの人に伝えられるか、一緒に作戦を練ってください。人類がいままで出会ったことのなかったひどすぎる貧困に、一緒に立ち向かってください。よろしくお願いします。

※以上、WHITE BAND PROJECTから転載

http://www.hottokenai.jp/
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