自分が望むべく大きな役割

天がその人に、大きな役割を与えるとき、必ず、まずその人の心と志を苦しめる。

また、その肉体を疲れさせ、その身を窮乏させ、

その人のめざしているところと違ったところに追い込む。

これは、その人の心を強くし、発奮させ、精神を忍耐強いものにし、

今までできなかったことを成し遂げることの出来る人間にするためである。

人間は、失敗して、それを反省することでよくなっていく。

心を苦しませ、考え悩んでから立ち上がって行く。

苦しさが顔にまで表れ、声にも出るようになって、

その後にようやく、自分が望むべく大きな役割に、気づくことができるのだ。


孟子
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