ノンリニア

“ノンリニア”とはリニアではないこと。リニアとは直線的につながっている状態。音楽の制作では磁気テープを使いリニアに録音していたが、今は多くの場合 ハードディスクやメモリー上にノンリニアに録音されている。10年ほど前からは映像の編集もノンリニアが主流になっている。 ※詳しくはこちら

制作の現場ではノンリニアにより非常に効率よくなった。ノンリニア万歳!だ。

しかし、メールやメッセンジャー、BBS、BLOG、SNSといったいわゆるITベースのコミュニケーションの拡がりとともに、人間関係がノンリニアになり淡泊で希薄なものになってきていることは万歳ではない。

人 と継続的に(リニアに)つきあうのではなく、数分、数十分の短いく途切れ途切れのコミュニケーションをコンビニエンスに行なっている。リニアなコミュニ ケーションは“うぜー”のだ。こういう人たちは希薄で少し冷たいコミュニケーションしか経験しておらず、本当のリニアなつきあいができなくなってしまって いる。

メールやBBSなどは、情報伝達の手段として非常に効率的だが、人間同士の会話はデータ交換ではないしテキスト化できるものではない。にもかかわらず、コミュニケーションの多くをノンリニアなデータ交換で行なっている人が多い。

『愛してる』という気持ちは言葉にすることさえも難しい。ましてやテキスト化して伝えることは不可能だ。テキスト・ベース(テキスト・レベル)の“愛してる”で終始する恋愛はコンビニ弁当のようで寂しい。
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